まずは自身のお口の状態を理解してもらうために

治療前の検査

当クリニックでは、院長をはじめクリニックのスタッフ全員が、患者さんのお口が今どのような状態にあるのかを正しく把握するために、さまざまな検査を行っています。そのことを初診の際にご説明し、初診では主訴(痛みや詰め物の脱落等)の応急処置を行います。

その後は、本格的な治療に入る前に検査を実施し、お口の環境を整える治療を行います。そのためほかの歯科医院に比べて治療期間が長くなる傾向がありますが、これは最良の治療を行い、再治療を避けるためのステップであると考えています。

この点をご理解いただき、同意いただいた患者さんには、2回目、3回目の通院時に検査を実施しています。

検査項目
●問診
日常的な歯のお手入れ方法や、食生活を初めとする生活習慣についてお聞きします。

●レントゲン
虫歯や歯周病の進行状況などを正確に把握するため、レントゲン写真を撮影します。部分ごとに14枚、奥歯のみ違う撮り方で2枚、合計16枚となります。

●歯周基本検査
歯周病の進行状況を調べる検査です。歯周ポケットの深さや出血の程度、プラークの染め出しなどを行います。

●唾液検査
2種類の虫歯菌の検査です。

●OHIS(歯周病リスク診断)
歯周病の程度や、今後どのように進行していくのかを診断します。

●口腔内写真+顔写真
お口の中を写真撮影し、外側から見えない部分を観察します。部分ごとに12枚撮ります。また、お口のトラブルによる顔のゆがみなどがないか顔写真で確認します。顔写真は1枚です。

●CT
CTは、コンピュータによって人体の断面写真を撮影し、体の組織を詳しく解析する医療用診断機器です。当クリニックでは高精度で安全な歯科用CTを導入しており、必要に応じて行います。

検査結果をもとに治療計画を立てます

治療前の検査こうした検査結果をふまえて、患者さんにはモニターを見ていただきながら、院長が全体的な説明を行い、具体的にどのようなケアを行っていけばよいかを歯科衛生士がご説明します。

そして、患者さんのお口の環境を整えた上で、患者さんに最適な治療計画を立てます。治療を進めていく中で、患者さんのご要望により計画を見直す場合もあります。

見た目にはきれいで問題がなさそうな歯でも実は菌がたくさんいて、2~3年後には歯周病などに冒される危険性が高い患者さんもいます。危険が予想される場合は、プラークコントロールを行ったり菌を減らしたりする方法をご紹介します。

こうした予防をしっかり行うことが、お口の健康維持にとって大切なのです。

継続してお口の状態を見ていきます

治療前の検査治療によってお口の状態が改善したことがわかるように、またその後のメンテナンスのためにも、患者さんには同じ検査を継続的に受けていただきメンテナンスを行います。この検査とメンテナンスの重要性をご理解いただいた患者さんの生涯を通じてお口の健康を見守っていくことが私たちの仕事です。

なお、お子さんの場合も同じ検査を行いますが、歯周基本検査は行いません。お子さんのときから健康な歯を守り、歯を削ったり、被せ物をしたりしなくてすむことを目指しています。

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